【Glide】ユーザー固有の列(user-specific)の設定方法

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最近、注目を浴びているノーコード。

簡単にアプリが作れる人気のノーコードツールGlideなら、プログラミングなしでアプリが作れます。

ここでは、Glidでアプリを作成する時に使用する「ユーザー固有の列」を紹介します。

Glideって何?

Glide(グライド)は、ノーコードツールで、Googleのスプレッドシートを用いて、アプリを作成できるサービスです。 

クリックアンドドラッグで操作ができ、テンプレートやスプレッドシートとの連携が容易にできるためプログラミングは必要ありません。


プログラムコードの入力をせずに画面を操作してアプリが作成が可能で、簡単にアプリを作成することができる人気ツール。

Glideは、無料で登録して使用することができます。⇒ Glide      

Glideの仕様が2021年2月に大きく変わり、以前のエディタとは異なっています。今後も変更する可能性があります。

随時変更していますが、一部以前のままの部分もありますので注意してください。

Glideのユーザー固有の列

Glideには、ユーザー固有の列を設定できます。

Column is user-specific(ユーザー固有の列)

ユーザー固有の列(Column is user-specific)を使用すると、ユーザーごとにセルデータを持つことができます。

ユーザー固有の列を使用することで、それぞれのユーザーが、特定アイテムの独自データを保存可能になります。

例えば、下部のようなページにNOTEコンポーネントを追加して、自分用のメモを作れます。

Notesコンポーネントはノートに記入できます。

【Glide】Notesコンポーネントの設定方法【メモ機能などに】

2021年3月29日

ユーザー固有の列とノートコンポーネントのデータは、自分だけのメモに使用することができます。

他の誰かが書き加えても上書きされず、自分のメモとして使用できます。

通常なら、メモは全てのユーザーに表示できますが、ユーザー固有の列を使用することで、自分の列を作れます。

(例)
aさん、bさん、cさんが使用するアプリ。

メールでログインにして指定のコンポーネントで、aさん、bさん、cさんそれぞれに自分の列が用意できます。

ユーザー固有の列の設定

ユーザー固有の列の設定をするには、いくつかの条件が必要です。

まず、サインイン方式をメールにします。

サインイン方式はプライベートではなく、メールでサインインにします。

基本的に、一人で使用する場合は、ユーザー固有の列の設定は必要ありません。

複数人数で使用して、個別のメモなどを使用したいときに使用します。

メモは、ユーザーに固有のものになります。(例としてメモを使用していますが、他のコンポーネントでも使用可能です。)

ユーザー固有の列で各ユーザーのデータを保存するには、メールでサインインが必要です。

行IDの追加

ユーザー固有の列には、行ID(Row ID)の列も必要です。

行IDなしでユーザー固有の列を作成しようとすると、Glideは列を追加するように求めてきます。

シートは、行IDが必要です。

ユーザー固有の列は、シートではなくGlideに保存されます。

Glideはすべての同期を維持するために、シートに行IDを追加する必要があります。

ADD Row IDをクリックするとRow IDの追加ができます。
⇒ Row ID

Row IDを追加すると、アプリ内のユーザーのデータと、データエディターのユーザー固有の列が表示されます。

ユーザー固有の列の作成

ユーザー固有の列の作成を作成するには、メールでサインインに設定します。

次に、ユーザー固有の列を設定していきます。

ユーザー固有の列は、データエディットにあります。

ユーザー固有の列は、行IDを設定します。

ユーザー固有の列を作成するには、カラムを作成してから、列の構成で「Column is user-specific(列はユーザ​​ー固有です)」にチェックマークを付けます。

これにより、データエディタに新しい空の列が作成され、自分やユーザーが独自のデータを追加できるようになります。

コンポーネントをユーザー固有の列を設定したカラムに設定します。

ここでは作成したノートのシートを指定しました。

メールでサインインして、独自のデータを追加できます。

ノートの部分に入力して、表示することができます。

自分用のメモを作成することができます。

追加したデータは、その人のデータとしてシートに記載されます。

まとめ

Glideでは、ユーザー固有の列を使用することができます。

Column is user-specific(ユーザー固有の列)

ユーザー固有の列がないと、データが上書きされていきますが、ユーザー固有の列を使用することで、データが上書きされずに自分の列として保存されます。

ユーザー固有の列を使用するには、メールアドレスでのログインが必須です。


この記事で使用したNotesコンポーネントはこちら

【Glide】Notesコンポーネントの設定方法【メモ機能などに】

2021年3月29日


今回は、「Glideのユーザー固有の列」を紹介しました。

アプリ制作の参考になればと思います。

そのほかのGlideの記事はこちら。
⇒ Glideの使い方【アプリダッシュボード】アプリ作成手順
⇒ ノーコードGlide【Googleのスプレッドシートを使用したアプリ作成編】
⇒ Glideの外観変更
⇒ Glideのログイン認証設定
⇒ GlideのアプリのTAB設定

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