【ノーコードツール Adalo】データベースの仕組みや設定方法

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ノーコードでアプリ開発をやってみたいと思ったときにおすすめな「Adalo」です。

Adalo(アダロ)は、簡単にアプリが作れるノンプログラミングツール。

プログラムコードを知らなくてもアプリの製作が可能なツールです。

ここでは、初心者向けに「Adaloのデータベースの仕組みや設定」を紹介します。

Adalo

Adaloは、ノーコードで使えるアプリ開発ツールです。
⇒ https://www.adalo.com/

Adaloを使用するには登録が必要です。

登録方法やエディタ画面は別記事に書いていますので、下記の記事を参考にしてください

⇒ Adaloの登録方法
⇒ Adaloのエディタ画面

AdaloのDatabase(データベース)設定

Database(データベース)には、アプリで使用するデータが入っている場所です。

データベースは、エディタ画面の左サイドバーの上から4つ目です。

データのアイコンをクリックするとデータベースが開きます。

テンプレートを使用する時は、すでにデータベースにデータが入っています。


テンプレートを使用せずに作る場合は、一からフォルダを作りデータを入力していきます。

独学ノーコード
アプリを作成するには、全体像から考える必要があります。

新規アプリを作る時は、どれぐらいの規模のものになるのか?スクリーンシートは、どれくらい作るのか?を最初に考えておく必要があります。


ここでは、分かりやすいようにAdaloのテンプレート Orderingテンプレートを使用して解説します。

Orderingテンプレートのデータベース

Orderingテンプレートのデータベースを開きます。

アプリは、データを格納しなければいけません。その格納庫がデータベースです。

アプリで使用するデータはデータベースにあります。


今回使用するOrderingテンプレートのデータベースを見てみます。

オーダーができるアプリでメニューやフードアイテム、注文に関するデータがコレクションされています。

全部で5つのコレクションがあります。

使用されているのは、以下のシートです。

  • Users(ユーザー)
  • Menu items(メニューアイテム)
  • Food Trucks(フードトラック)
  • Order Items(オーダアイテム)
  • Orders(オーダー)


下の+ADD COLLECTIONでは、コレクションの追加ができます。

追加する時は、何のデータを表示するかを決めて名前を付けます。

独学ノーコード
コレクションは格納するデータにあわせて名前をつけます。一番上のUsersはユーザーデータです。

Usersは、ユーザーに関するデーターが入っています。ユーザーデータは別記事を参考にしてください。
⇒ ユーザーデータ


横に表示されているRecord(レコード)は、データ内にあるレコードの数です。

レコード(record)は、記録、登録といった意味があり、記録されたデータがあります。

ここでは例として、データベースのMenu itemsを確認してみます。

Menu itemsをクリックすると開きます。

Menu itemsには以下のデータが格納されています。

  • Name(ネーム)
  • Food Truck(フードトラック)
  • Description(ディスクリプション)
  • Price(プライス)
  • Food(フード)
  • Drink(ドリンク)
  • Oder items(オーダーアイテム)


それぞれの項目にデータが入ります。データは、カテゴリーに分けて入力します。

下の+ADD PROPERTYでは、プロパティの追加ができます。

プロパティを追加する時は、何のデータを表示するかを決めて名前を付けます。


データを確認するには、右の3つ並んだ点をクリックします。

クリックすると詳細が開きます。

【詳細データ】

  • View/Edit Records(レコードの表示/編集)
  • Edit Name(名前の編集)
  • API Documentation(APIドキュメント)
  • Delete Collection(コレクションを削除)


View/Edit Recordsで、データを確認でき、View/Edit Recordsを開くとデータが見れます。

現在、書き込まれているデータが表示されます。

プレビューをすると、このデータが反映されて、アプリ上で表示されます。


データの追加は、上部の+ ADD MENU ITEMから行えます。

画像がある場合は、画像もここに表示されます。

アップロードした画像も小さく表示されています。

データベースには、このような感じでデータが格納されています。これらのデータをつなぎあわせて、アプリで使用します。

組みあわせ、リレーションについては別記事で紹介します。


ここでは、Orderingテンプレートのデータベースをチェックしました。

一からアプリを作る時は、データベースを自分で作成していきます。

アプリ作成時は、全体図をイメージして、データベースの枠組みを考える必要があります。

独学ノーコード
データベース一から作る時は、最初にどのようなデータを使うかを書き出します。アプリ作成前に書き出しておくといいです。

事前に全体像を用意してください。全体像がないとアプリ制作は難航します。

まとめ

一からアプリを作る時は、どんなデータが必要なのかを最初に考えてください。

アプリのデータはデータベースに格納され、アプリに必要なデータをデータベースに入力します。

今回のようなオーダーアプリなら、フード名、フード画像、ドリンク名、ドリンク画像、プライス、オーダーデータ、日時・時間、説明文、ユーザーデータなどが必要になります。

まずは何が必要かを書き出して、イメージ図を作成してください。

独学ノーコード
初めての場合は、デフォルトのテンプレートをチェックして、どのような項目を作ればいいのかを考えるといいです。

今回は、「Adaloのデータベースの仕組みや設定」を紹介しました。

ノーコードツールのAdaloを使用する時の参考になればと思います。

⇒ Adaloの登録方法
⇒ Adaloのエディタ画面
⇒ コンポーネントとスクリーンの追加設定
⇒ Adaloのナビゲーションコンポーネント
⇒ YouTubeを表示するコンポーネント

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8 件のコメント

  • Glideでいつもお世話になっています、ポン吉です。Adaloのデータベースでどうしても理解できないところがあるので教えて下さい。データベースの中で集計をしたいのですがやり方が分かりません。例えば人名データベースがあって、性別というプロパティがあり、それをもとに男何人、女何人という単純な集計をやりたいのです。

    Glideでやればスプレッドシートのcountif関数で指定した範囲の中にある「男」の数を数えればいいだけなのですごく簡単なのですが、Adaloの場合、このような条件付き集計をどうすればいいか分かりません。(Adaloの四則演算や最大最小、平均などの使い方は分かります)

    集計した結果を表のような形で作りたいのでどうしてもAdaloでやりたいのです。

    • いつもありがとうございます。
      チュートリアル、海外サイトなど、いろいろ調べてみましたが、解決できませんでした。

      中でも近かったのがこちらです。
      https://forum.adalo.com/t/display-count-items-with-specific-relationship/3075

      アプリの作りやすさは、Glideの方が上だと思います。(ストアアプリは作れませんが)

      Adaloは出来ることが多いですが、学習に時間が必要な印象。
      お役に立てるように、今後学習していきます。

      • ポン吉です。出来ました。紹介して頂いた海外のサイトを見たら理解できました。(説明がこじゃれた英語だったので最初は理解できませんでしたが、試行錯誤していたら分かりました。)本当に有難うございました。ここ2週間ぐらいずっと考えてどうしてもわからなかったので質問させて頂きました。

        人名データベースで男だけ、女だけという絞り込み集計はAdaloはFilterでやるのですね。初めて知りました。そもそもFilterがどこにあるのかもわかりませんでしたが、Magic Textを表示して一番下の方にあるのを発見しました。

        学習コストはAdaloの方がGlideより高いですが、分かってしまえば、Adaloの方が応用が利き、使いやすい感じがします。

        • 返信ありがとうございます。
          無事に解決できてよかったです。あの説明で理解できるのはすごいです。

          ポン吉さん、Adaloを使いこなしていますね。

          そのうち面白いアプリが出来そうな予感がします。

          • ポン吉です。ためになるサイトの紹介いつもありがとうございます。Adaloコミュニティーでも話題になるほど皆さん、(ユーザー)ソートには困っているのですね。(結論が出てないようですが・・・)

            4,5日試行錯誤して自分なりに考えてみました。ユーザーがソートするためにSimple Listでスクリーンを作り、上部にDropdown Listを設定し、そこに選択項目を設定しました。サンプルとして車の価格表を作ってみました。(トヨタの6種類の車をリストにして価格でソートをかけられるようにしました。以下のURL見て下さい)
            https://previewer.adalo.com/691db4ce-0c35-4d3c-ae74-62451bac9ad4

            (内容)
            Adaloでは一つのリストに対しFilterとソートを設定できますが、ソートは1種類しかできないようなので、金額が低い→高い
            と、高い→低いの2種類のソートをするために2つのリストを設定しました。ただ、2つのリストが同時に表示されると困るので、Visibilityの設定で片方のリストしか見えないようにしました。(Dropdown メニューで何を選ぶかでVisibilityの条件式を設定します)

            今回は価格だけでしかソートしてませんが、例えば年式などのデータも入れてソートをすることを考えるとリストを4つも6つも作るようになってしまい、本当にこんなことしてソートやるんかな?という疑問があります。(Glideだったらもっと簡単にできるのに。)

            とりあえず作りましたが、何が正解なのか分からないです。とにかく面倒です。誰か教えて欲しいです。

          • ポン吉様 コメントありがとうございます。

            すごいですね!価格でソートができていました。
            やり方もシェアしていただきありがとうございます。

            ソートが1種類のみだと、ソートが多いと大変だと思います。Adaloコミュニティーでも分からないので謎です。

            もし、他のやり方をご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントいただけますでしょうか。

            よろしくお願いします。

          • 度々すいません。ポン吉です。Glideで簡単にできることがAdaloではどうやるのか分からないことが他にもたくさんあり、現状はすごく行き詰っている状況です。データベース関係の不明点が多いのですが、「ユーザーソート」が当面の課題です。(製作者がするソートでなく、アプリを使うユーザーが画面を触ってするソートの事です。)

            GlideでいうところのIN-APP SORT(ユーザーが行うソート)というのはAdaloではどのようにやるのでしょうか?(そもそも出来なったりしますか?)ユーザーが自由に価格や日付をキーにしてソートをするようにしたいのです。
            (Glideの場合)inline list→OPTIONS→項目の一番下のIN-APP SORT (ユーザーが日付や価格等でソートできる)

            もし分かったら教えて下さい。(こう考えるとGlideの学習コストの低さは偉大です。)

          • コメントありがとうございます。

            Adaloは複雑で、理解に時間がかかり苦戦しています。スクリーンを使って組み合わせなければいけないので混乱します。

            並べ替えをユーザーができるようにすることはできそうですが、チュートリアルでも明確なやり方はありませんでした。

            参考になりそうなのはこちらです。
            https://forum.adalo.com/t/let-to-user-sort-and-filter/293/3

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