【Glide(グライド)】無料と有料(Pro・Basic)の違い。制限の種類と変更方法

ノーコードアプリ開発ツールのGlide(グライド)には、無料プランと有料プランがあります。

無料プランと有料プランでは、どのような違いがあるのでしょうか?

ここでは、Glideの無料プランと有料プランの比較して、疑問に答えます。

Glideの無料と有料の違い

Glideは、無料で使えますが、有料版もあります。

  • Free app:$0
  • Basic app:$12
  • Pro app:$32


Glideには、3つのプランがあります。


個人ではFree appを使用しますが、さらに機能を充実させるには有料プランを考えることがあるかもしれません。

ここでは、GlideのFree app(無料)とBasic、Pro(有料)の違いを解説します。


【Free app(無料アプリ):Free】

  • 個人は無料
  • 500データ行
  • 100MBのファイルストレージ
  • マップあたり10ピン
  • 10個の署名


【Basic app(基本アプリ):$12】

  • 5,000データ行
  • 2GBファイルストレージ
  • マップあたり50ピン
  • 50個の署名


【Pro app(プロアプリ):$32】

  • 25,000データ行
  • 10GBファイルストレージ
  • マップあたり1000ピン
  • カスタムドメイン
  • ブランドのログイン画面


プランによって、データ行やファイルの容量といったデータ量は大きく変わってきます。


他には、Business Plansもあります。

従業員と顧客向けのプライベートアプリでユーザーごとの価格です。

アプリの使い方や目的によって価格が変わりますが、Glideは無料で使用することができます。

無料アプリの制限

ここでは、Glideの無料アプリについて詳しく紹介していきます。

Glideは無料で使うことができ、無料でアプリの作成ができますが、無料プランには制限があります。

まず、代表的な制限を紹介します。

  • 500行のデータ
  • 100MBのファイルストレージ
  • 1か月あたり1,000枚の編集
  • パスワードで保護されたアプリは1人のユーザーのみ
  • マップごとに10個のアドレスピン
  • グライドブランディングとプロモーションが入る


注意点として、これらはアプリ全体ではなく1つのアプリ単位で適用されます。

これらの制限はアプリごとに適用されるので注意してください。

500行のデータ制限

無料アプリは最大500行のシートデータを表示できます。

データ量を越えると追加の行はユーザーに表示されず、「アプリはいっぱいです」という警告メッセージが表示されます。

もし、行を増やしたい場合はBOOSTを購入するという有料プランがあります。

Boosts(ブースト)の価格

  • +500行:月$5
  • +1000行:月$10
  • +2500行:月$20
  • +1000シート:月$10

マイアプリのすべてのパーソナルアプリに適用されます。

100MBのファイルストレージ制限

無料アプリでは、ユーザーは最大100 MBの画像やファイルをアップロードできます。

無料アプリの使用量が100MBを超えると、アプリが制限を超えていることを通知するメールが来ます。

そして、その後アプリに新しいファイルをアップロードできなくなります。

無料で使用する場合は、シートから不要なファイル・リンクを削除したほうがいいです。特に容量の大きなファイルを使用すると容量をたくさん使うので、注意してください。

いらない画像・ファイルを削除することで、アプリのストレージ使用量を減らすことができます。

1か月の編集は1,000枚

無料アプリでは、月に1,000枚のシート編集が可能。

Glideは、Googleスプレッドシートが変更されるたびに、アプリのデータを更新します。

月の制限は1000枚ですので、無料プランで使用するときは注意してください。

パスワードで保護されたアプリのサインイン

パスワードサインイン方法を使用する場合、一度に1人のユーザーのみがアプリにサインインできます。

無料では、パスワードサインイン時には同時に2人以上のログインができません。

他のアクティブユーザーは、新しいユーザーがサインインしたときにサインアウトするように求められます。複数人で使用したいときはプランの変更が必要です。

⇒ パブリック公開、Email、パスワードなど

月に10個の署名

署名コンポーネントは、月に10個のsignatures(署名)を収集できます。

10個を越えると、ユーザーは新しい署名を追加できなくなります。

マップごとに10個のアドレスピン

無料アプリのマップでは、マップごとに10個のアドレスピンを表示できます。

アドレスピンは、10個以上はできません。

10個を越えると「無料マップ制限に達しました。一部の位置情報が表示されない可能性があります」と表示されました。

他には、月に10のロケーションエントリーの制限もあります。

10箇所以上のマッピングをしたい方は有料プランにする必要があります。

グライドブランディングとプロモーション

無料アプリは、起動画面、サインイン画面、バージョン情報画面に「Made with Glide」と表示されます。

この「Made with Glide」の表示を消したい方は、Proにするしかないです。

自分のアプリとしてブランディングするには有料プラン(Pro)にして、この表示を消したほうがいいです。

Basicプランでも小さく表示されるので、完全になくするにはProプランを使う必要があります。

Glideをアップグレードする方法

BasicやProにするには、セッティングの中のBillingをクリックします。

プランが選択できます。

  • Personal(無料)
  • Basic $12
  • Pro $32

Privacy(パブリック、プライベート)の選択と請求方法(毎月、毎年)があります。

金額は年払いだと25%割引になります。

Glideの決済はストライプを使用していて、クレジット決済が可能です。

登録方法の詳細はこちら
⇒ 有料プラン(Pro app)への変更方法


もし、データ行を増やしたいだけなら管理画面の左のBillingのBoostから行えます。
⇒ Glide

まとめ

Glideは無料で使用することができ、手軽にアプリ開発を行えます。

ただし、規模の大きなアプリを作る場合は、広告を入れずにアプリの運用をするときには、有料プランへの変更が必要になります。

無料でも十分使えるので、まずは無料で使用してみて、必要に応じて有料プランにするのがいいです。

ここでは、グライドの無料と有料の違いを紹介しました。

そのほかのGlideの記事はこちら。

⇒ Glideの使い方【アプリダッシュボード】アプリ作成手順

⇒ ノーコードGlide【Googleのスプレッドシートを使用したアプリ作成編】

⇒ Glideの外観変更

⇒ Glideのログイン認証設定

⇒ GlideのアプリのTAB設定

⇒ Glideのアプリのアイコン変更とアプリ情報入力方法

⇒ GlideのChatの設定

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